| 沖縄県名護市辺野古の沿岸部=2025年11月 |
16日午前10時10分ごろ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が行われている同県名護市辺野古の沖合で、船2隻が転覆した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒18人と乗組員3人の計21人が乗船。全員海に投げ出された後に救助されたが、男女2人の死亡が確認された。
11管によると、亡くなったのは同志社国際高2年の武石知華さん(17)と、船長の金井創さん(71)。沖縄気象台によると、沖縄本島には当時波浪注意報が出ていた。11管は、大波の影響で転覆した可能性があるとみて、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の両容疑を視野に捜査する。
この2隻は「平和丸」(長さ7.63m)と「不屈」(同6.27m)で、普段は移設に抗議する人たちが使用している。同志社国際高によると、計約270人の生徒が平和学習のため沖縄を訪問。うち18人が班別行動の「辺野古コース」に参加した。
11管によると、金井さん以外の20人は救命胴衣を着用していたことを確認。金井さんについても調査している。