| 流域に生息する動植物の紹介看板を設置する「高瀬川を愛する会」のメンバー |
高瀬川流域の環境保全に取り組む住民団体「高瀬川を愛する会」は13日、流域に生息するさまざまな動植物を紹介する看板を池田町の河川敷に立てた。設置場所の中流域には絶滅危惧種のチョウ「ミヤマシジミ」など希少な生物が生息し、環境省の「自然共生サイト」にも認定されていることから設置した。
看板はアルミ製で、高さ1・8メートル、幅2・0メートル。15種類の動植物を写真付きで載せた他、ミヤマシジミの幼虫の食草コマツナギや、カワラサイコの群落地、ツメレンゲの保全区も図示した。貴重な生態系を守るために剪定(せんてい)枝や農業廃棄物を投棄したり、在来植物を踏み荒らしたりしないよう協力を求めている。
愛する会の加藤俊副代表(54)=池田町=によると、過去に希少なミヤマシジミが乱獲されたこともあり、町などと協力して設置を急いでいた。加藤さんは「みんなで貴重な生態系を守る機運を高めたい」と話した。