📌 3つのポイント

・📈 統計:特殊詐欺の被害が過去最悪レベルに拡大しています。
・📱 ターゲット:高齢者だけでなく、スマホを持つ20代・30代も狙われています。
・👮 手口:「警察官」を名乗って不安をあおる手口に要注意です。

令和7年の特殊詐欺による被害が、件数・金額ともに過去最悪となったことがわかりました。特に目立つのが、携帯電話にかかってくる「ニセ警察」からの電話です。「自分は大丈夫」と思っている若い世代こそ、新たなターゲットとして狙われています。

📈 被害額は1400億円オーバー

警察庁のまとめによると、令和7年の特殊詐欺の被害件数は2万7758件、被害総額は約1414億円にのぼりました。これは、どちらも前の年より増加しており、過去最悪の数字です。
中でも「オレオレ詐欺」などの被害が大きく、被害額だけでも約1121億円に達しています。警察庁のトップである楠芳伸長官も「被害者の層が急速に広がっている」と強い危機感を示しています。

📱 若者のスマホが「入り口」に

今回の特徴は、被害者が高齢者だけではない点です。年代別に見ると、被害に遭った人は30代が最も多く、次いで20代が多いという衝撃的な結果が出ています。
詐欺グループは今、固定電話だけでなく、個人の携帯電話(スマートフォン)を直接狙っています。「携帯料金の未払いがある」といった自動音声や、オペレーターを名乗る電話がかかってくるのが典型的な手口です。実際、犯人側からの最初のアプローチは電話がほとんどで、そのうち約7割が携帯電話への着信だったことがわかっています。

👮 「警察官」を名乗る電話は即切断

特に急増しているのが「ニセ警察詐欺」です。警察官を名乗る人物から「あなたの口座が犯罪に使われている」「携帯が不正に契約された」などと電話があり、「資産を守るため」「調査のため」という名目でお金をだまし取ろうとします。
警察が電話でお金を振り込ませたり、資産を預かったりすることは絶対にありません。もし怪しい電話がかかってきたら、すぐに電話を切り、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談してください。

※この記事は、警察庁の発表および関連報道に基づき作成しています。

【参考URL】https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/241218/02.html
【参考URL】https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/circumstances/