国宝「早来迎」をスクリーンに映し雅楽を演奏…九州国立博物館「法然と極楽浄土」に優美な調べ
2025/10/26 14:51:00 公開
国宝「早来迎」をスクリーンに映し雅楽を演奏…九州国立博物館「法然と極楽浄土」に優美な調べ
九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開催中の特別展「法然と極楽浄土」(読売新聞社など主催)の関連イベントとして、雅楽グループ「浄土宗福岡雅楽会 鎮西楽所ちんぜいがくそ 」の演奏会が25日、同館で開かれた。
鎮西楽所は1989年、浄土宗の僧侶らが結成。現在は福岡市中央区の正光寺を拠点に、県内外の約30人が稽古に励んでいる。
演奏会では、特別展の前期(11月3日まで)で展示している京都・知恩院の国宝「 阿弥陀二十五菩薩来迎図あみだにじゅうごぼさつらいごうず ( 早来迎はやらいごう )」が映し出されたスクリーンを背景に、「 海青楽かいせいらく 」や「 越殿楽えてんらく 」などを披露。来迎図に描かれた太鼓や琵琶などの調べで、その世界観を表現した。面を着けた僧侶の舞楽もあり、エントランスの立ち見客も含め約430人が鑑賞した。
同市西区の会社員(58)は「優美な調べで素晴らしかった」と話した。
特別展は11月30日まで。一部、展示替えを行い、同5日から後期が始まる。
