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福岡市「アイランドシティ」まちびらき20年、26日に記念式典…事業は最終的に152億円黒字見込み

2025/10/26 14:52:00 公開


 福岡市「アイランドシティ」まちびらき20年、26日に記念式典…事業は最終的に152億円黒字見込み

福岡市東区の人工島「アイランドシティ」が今秋、まちびらきから20年を迎え、26日に記念式典が開かれる。子育て世帯の増加で人口は1万6000人を超え、進出事業所は約310か所に上る街に成長した。

 博多湾の工事で出た土砂を使い、東区沖の約400ヘクタールを埋め立てる市の事業として、1994年に着工した。東側は住宅などの「まちづくりエリア」、西側は企業や港湾施設などの「みなとづくりエリア」とし、総事業費は約3940億円。2005年9月、住宅ゾーン「 照葉てりは のまち」がまちびらきした。

 当初は住宅の分譲や企業誘致が進まなかったが、07年に小学校が開校。14年には市立こども病院も開院して路線バスが増え、子育て世代の人気が高まった。22年に全ての分譲地の売却先が決まり、市によると、事業は最終的に約152億円の黒字となる見込みだ。

 タワーマンションが立ち並び、人口は当初の46倍の1万6139人(8月末現在)に増えた。

 長年、事業に携わった光山裕朗副市長は「当初は開発が中止されてもおかしくない状況だった。街の成長は本当に感慨深い」と語った。照葉校区自治協議会の東川勝巳会長(58)は「県外や海外からの移住もあり、様々な人々が暮らすにぎやかな街になった」と話している。