複数の車両が絡む事故で燃えたトラック

 三重県亀山市の新名神高速道路で6人が死亡した多重事故で、追突した大型トラックの運転手(54)(広島県安芸高田市)が三重県警の調べに対し、「前をよく見ていなかった」と供述していることが22日、捜査関係者への取材でわかった。

事故は20日未明に発生。運転手のトラックがトンネル出口付近で渋滞中の乗用車に追突した。乗用車は原形をとどめないほど損傷しており、県警は運転手が前方不注意のまま、十分に減速せず突っ込んだとみている。

 事故当時、約1キロ先で行われていた工事のため、現場付近は時速50キロに規制されていた。出口から先で追い越し車線の通行も規制され、その影響でトンネル内の走行車線は渋滞していたという。

三重県警は、運転手の勤務先の運送会社から資料を押収しており、トラックのドライブレコーダーのデータを解析するなどして事故直前の運行状況を調べる。

 事故では別の乗用車と大型トレーラーに玉突きが生じ、乗用車2台に乗っていた子ども3人を含む6人が死亡した。